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【住宅購入検討者必読】万が一の時に残された家族を守る『団体信用生命保険』の話

執筆者の写真: 鳴海 優斗鳴海 優斗


 住宅を購入するか、賃貸住宅に住み続けるかのどちらが良いかという二択は、もはや永遠のテーマになっています。

 購入、賃貸ともそれぞれメリット・デメリットがありますが、今回は住宅ローンを利用して住宅購入をする際の大きなメリット『団体信用生命保険』についてお話します。


 先述の通り、家を購入するときに住宅ローンを組む際、多くの場合は団体信用生命保険(通称:団信)という保険に加入します。

 この保険は、ローンの名義人が不幸にも亡くなった場合や、がん・高度障害等になった場合に、保険で住宅ローンを完済してくれるという制度です。ここまでは聞いたことがある方が多いかも知れませんが、具体的に賃貸の場合と比べどのようなメリットがあるのか、例を元に説明致します。



 現在、【35歳の男性(35歳の妻と同居)が家賃6万円の賃貸アパートに住み、2000万円の生命保険に加入している】とします。この方が不幸にも亡くなってしまうと、当然生命保険の2000万円は入金になります。


ここから住宅にかかる今後の費用を算出します。奥様が引き続きその賃貸アパートに住み、日本人女性の平均寿命87歳まで生きる(残りの52年間)と仮定すると・・・


家賃6万円×12ヶ月分×52年間=3744万円


単純計算で奥様の老後までの住宅費のみで3744万円がかかる可能性があります。


生命保険で残る費用が、2000万円としても、


3744万円ー2000万円=1744万円


つまり、将来的に1744万円の負債を残してしまう可能性があります。


しかし、住宅を購入・ローンを組み団体信用生命保険に加入していると、万が一のことが起こった段階で住宅ローンはゼロになります。


生活にかかる費用等はありますが、住宅にかかる費用の負担は無くなることになります。


 これは万が一を想定してのお話ですが、事故や病気は本当にいつ誰に起こるか分からないので、住宅ローンを利用して購入することによって団体信用生命保険による安心感を持ち、生活して頂く選択肢も良いかも知れません。


 

 ※住宅ローンは全ての方が同じ条件で同じ商品を利用できるわけではなく、またご自身の健康状態によっては上記記載の団体信用生命保険に加入できないケースもございます。


 ご自身の勤務先や収入、現在の借入状況等でも住宅ローンの条件が変わるケースもございますので、住宅ローンや不動産に関しましてご不明点等がございましたら、まずはご遠慮なくご相談下さい。

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