皆さんこんにちは!
今回は、地震・災害への対策として、家づくりでどんなことが大切かをお伝えしたいと思います。
まずはじめに…昨日の地震、皆さん大丈夫だったでしょうか?
最近地震や災害のニュースを多く見る気がしますが、今に始まった事ではなく、世界的にみても日本は災害が多い国とされています。
当然、対策はしておきたいですよね?
では、家づくりを始める前に、災害にどう備えれば良いのでしょうか。
まずは地盤調査です!!
家を建てるために購入した土地や、もともと家が建っていた土地等、戸建住宅を建てるためには地盤調査が必要不可欠です。
地盤調査を行い、軟弱の可能性ありと判定された場合は、より詳しく地盤を調べる追加調査を実施し、それにより地耐力(地盤がどれだけの建物の荷重に耐えられるか、また地盤沈下に対しての抵抗力がどれほどあるのかを示す指標のこと。)が十分でないと判明した場合は、地盤を補強する工事を行うことになります。
地盤を補強するための改良工法として、大きく3種類に分けることができます。
①表層改良工法
→硬い地盤まで2m以内の場合に採用される工法です。
弱い地盤の上にセメント系固化材を加えて混ぜ固めて、地盤強化と沈下抑制を図ります。
(30万円~50万円程度)
②柱状改良工法
→小・中規模建築物向けの地盤改良工法です。
弱い地盤の地中にセメント系固化材で柱状の杭をつくり、建築物を支えます。
(50万円~80万円程度)
③鋼管杭工法
→深い位置にある固い地盤に鋼管製の杭を打ち、その杭で基礎を支える工法です。
(100万円~180万円程度)
※改良工法の費用は、敷地の状況により異なります。
改良工事の方法は軟弱の程度で異なり、深い地盤に杭等を打ち込む方法ほど費用がかかるイメージです。
地盤調査を実施して問題がなければ良いのですが、軟弱な地盤の場合は上記の改良工事を行い、地震や災害に備えたいですね。
以上、今回は家づくりにおける、地震・災害への対策についてでした。
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