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【札幌市の除雪事情】道内全域大雪につき…

執筆者の写真: 鳴海 優斗鳴海 優斗

 昨日1月12日、発達中の低気圧が通過した影響で道内広い範囲で大雪及び雪を伴った強い風が発生しました。猛吹雪の影響で飛行機やJRは欠航や運休となった便も多く、その他バスやタクシー等、交通をメインに大きな影響があったことと思います。


 私も少し車で外出する予定があったのですが、15分で信号一つ分しか進まないエリアもあり、移動にも一苦労でした…


 そんな中、エト不動産は昨日丁度定休日だったことを利用して朝から午前中一杯を雪かきで過ごしました。


 無心でダンプで雪を運び続ける妻です。


 地面から約2m以上積みあがった雪山が江別市の雪の凄さを物語ります。


 

 事務所目の前の公園です。


 ベンチが3カ所置いてあるのですが、目視することが出来ない程雪が積もりました。


 たまたまリスがこの雪の上を通っているのを目撃したのですが、埋まらないように素早く移動していて可愛らしかったです。

 

 


 バルコニーも見ての通り大量に雪が積もりました。


 普段は目の前の公園を一望できますが、1.5m程度積もった雪により視界不良です。



 ここで本格的な積雪シーズンを迎えた今だからこそ、除雪について知っておいて損はない情報をいくつか、札幌市を例に挙げてみたいと思います。


①札幌市が除雪車を出動させるタイミング

 →新しく降った雪を道路の脇に寄せる『新雪除雪』の出動目安は、降雪10cm以上で、交通に支障が出ると見込まれる場合となっています。具体的には、10cm以上の雪が降り人や車の通行が難しいとき、風雪や地吹雪で吹きだまりが発生した時等です。

 8m以上の幅の道道と市道を優先的に除雪しており、8m未満の幅の道でも、除雪車が入れる場合は除雪を行っており、市の管理する道路のほぼ全てを除雪しているそうです。


②除雪内容

 →札幌市では道路の雪を左右に寄せる『かき分け除雪』を実施しているようです。かき分け除雪は家の玄関や車庫前にどうしても雪が残ってしまうため、この処理については各家庭がする必要があります。また、雪が踏み固められている時や気温が高く雪が溶けそうなときなどは除雪作業を実施しないこともあるみたいです。


③家庭での雪の処理方法

 →雪は踏み固めることで、体積を4分の1~5分の1に減らすことができます。せっかく雪が降ったなら、自宅敷地内に雪だるまやかまくらを作るなど、冬にしか出来ないアクティビティを楽しみながら雪を処理することも良いかも知れません。

 私も小さいころよく雪だるまやかまくらを作って遊んでいましたが、お子様にとって雪遊びはすごく楽しいイベントの一つだと思います。


 また、たまに道路への雪出しを見かけることはありますが、車や歩行者の通行に大きな影響を与え事故の原因ともなりますので、行わないようにしましょう。



 大雪が降るとたくさんの人や交通に影響が出てきます。いつもは車ですれ違える道路でも1車線分しか幅がなかったり、大きな道路に出る時には雪山があり、車が来ているかどうか見えにくくなっている場所がほとんどです。

 移動の際にはいつも以上の注意と、お互いに譲り合いの精神を持ち、協力して北海道の冬を乗り越える気持ちが大切ですね


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