
みなさんこんにちは。
本日は百年記念塔の解体についてのお話しをさせて頂きます。
そもそも百年記念塔とはどのような建造物なのかというと、
「今日の北海道を築いてきた人々の苦労に感謝し、未来への限りない発展を象徴するものとして、1970年に北海道百年記念事業の一環として建てられました。
高さは100年にちなんで100メートルあり、8階には札幌市街など石狩平野を一望できる展望台が設置されています。」(北海道博物館HP参照)
現在は老朽化のため建物内に立ち入りはできませんが、森林に囲まれた広い敷地の中でみるととても迫力があります。
私も小学生の頃、学校の遠足や、休日に友達と足を運んだことがあり、思い出深い建物です。当時は8階の展望台まで登れたので、一生懸命8階まで階段を上った記憶があります。
最近ではエト不動産のHP用の写真撮影のため、百年記念塔の近くまで行きましたが、やはりその迫力は変わらないものでした。
そんな百年記念塔ですが、完成から50年以上が経ち、老朽化によって解体の話が出ていたようですね。
今月16日、道は百年記念塔の解体工事に2022年度、着手する方針を固めました。解体費は6億円台となる見通しだそうです。もし塔を今後50年間維持した場合は、改修費などに28億円以上かかるそうです。
百年記念塔の存続を求める声も根強くある中、大きさ2メートル弱で重さは9キロもある外壁が錆によって落下してきているもの事実です。安全を考えるならすぐに解体したほうが良い気もするのですが、限られた予算の中で他に優先したほうが良いこともあるのではないかな、とも思ってしまいます。
そして、塔の跡地には新たなモニュメントを設置するようですが、また何十年後かに莫大な費用をかけて解体…とならないように管理やメンテナンスの面も考えて設置してほしいですね。
北海道を築いてきてくれた人々への感謝は忘れたくないので、何らかのモニュメントはあったほうが良いなと私は思っています。
解体されてしまうまで、エト不動産の事務所の窓から見える百年記念塔を目に焼き付けながらお仕事しようと思います!
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