
皆さんこんにちは。
本日は、家を建てる前に知っておきたい事をQ&Aで簡単にお伝えしようと思います!
Q.思い切って購入した土地。新居を建てようとしたら思っていたより部屋が狭くなりそう…。どうにかなりますか?
A.地下室やバルコニーを活用すれば、容積率以上の空間を確保できます!
どれくらいの広さの家を建てられるかは、建ぺい率(敷地に対する建築可能面積を示した割合)や容積率(敷地に対する建物各階の合計床面積の割合)が大きく影響します。
容積率で考えてみると、計算式は
容積率(%)=合計床面積÷敷地面積×100
⇒建築可能な合計床面積=敷地面積×容積率なので、
容積率80%の100㎡の敷地に建てられる合計床面積の場合は
100㎡×0.8=80㎡なので、
合計床面積80㎡まで建築可能ということになります。
もし、合計床面積が80㎡以上の家を建てたい場合は制限を無視して建築を行うことになるので、違法建築になってしまいます。
それでも、もう少し部屋を広くしたい…!
そんな場合は、容積率の対象とならない空間を設けて、床面積を増やす方法もあります!
容積率の対象とならない空間として、
・地下室・・・建物各階の合計床面積の1/3に相当する面積は除外。
・駐車場、駐輪場・・・建物各階の合計床面積の1/5に相当する面積は除外。
・小屋裏、天井裏・・・高さ1.4m以下、下階床面積の1/2未満は除外。※原則物置利用。
・ベランダ、バルコニー・・・屋根のない開放性のあるベランダやバルコニーで、外壁からの突出が2mを超えないもの。
など、いろいろあります。
これらをうまく活用すれば、狭い敷地だとしても十分な広さの居室が確保できると思います。
これから家を建てようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください♪
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